面接会場に設置されたあなたのイス。
通常は面接官に向かって置かれています。
あなた
小さなことですが、どうしても気にかかることではないですか?
今回はそんな悩みにお答えします。
目次
個人面接の場合:決まりはないのが結論
個人面接時の場合、イスの立ち位置に決まりはありません。
学生はあなたひとり。
用意されるイスも一つ。
面接部屋の中央に置かれたイスを見て、右か左か迷ったら、入り口に近い側に立ちましょう。
イスの右側が入り口から近ければ、右側に。
左側が入り口に近ければ左側にスーッと立ちます。
これが一番自然ですし、あれこれ悩まない答えです。
これについては特にビジネスマナー的な作法はありません。
サービス業接客のマナーには位置がある
よく、サービス業において、食事や飲み物を提供するときには、お客様の右側からお出しするようにと教えられます。
この感覚が残っているので、自分が面接で座るときにも、右か左で何か意味があるのかと考えてしまう人もいるようです。
イスにまつわるビジネスマナーでは、タクシーに乗る時の座る位置とか、応接室に案内するときの座る位置とかあります。
だから位置になにか法則があるのかと思ってしまいます。
ですから、入り口からの角度を基準にすればシンプルです。
イスの真うしろに入り口があったらどうするか?
つまり入り口を入ったら、真正面に自分のイスがあった場合は。
この場合は、自分のきき手を基準にするといいでしょう。
あなたが右ききの人なら、イスの左側。
左ききだったらイスの右側と考えるのです。
イスに座るときに、通常はイスの背もたれにつかまって、どっこいしょと座らないですよね。
若い学生のあなたなら、あり得ません。
でも、右利きの人が何かの拍子にイスにつかまらなくてはならない時に、さっと背もたれを右手でつかめる側はどちらですか?
イスの左の位置です。
教室のイスに座るとき、食堂のイスに座るとき、あなたはどちらの手でイスを引いて座りますか?
右ききなら、右手でイスを引いて、イスの左側から座るはずです。
この感覚です。
蹴活面接では、実際にイスを引くことはありません。
つかまらないまでも、きき手を使える備えをしておくと、座るという所作がとても自然にできます。
さっそうと座れます。
とてもスマートな所作になります。
女性ならとても美しく、男性なら堂々と座ることができます。
面接に入ってからの着席までの流れ。(入室)
面接会場となる部屋に入ると、正面に面接官が座って待ち構えています。
そこにはイスが一つ置いてあります。
ドアを開け、入室し、ドアを閉めたら、
あなた
と挨拶をします。
そうすると
会社
会社
と誘導してくれます。
面接官達との距離は通常ある程度離れています。
「面と向かって話す」と言いますが、そこはやはり面接ですので、息がかかるような近い距離にはなりません。
なぜなら面接官はテーブルの上に書類を置きながら質問をしてきます。
聞き取った内容やあなたの印象を記入する用紙もあったりします。
あまりにも距離が近いと、それらの書類が学生からは丸見えです。
そうならないように、距離をとるのです。
面接に入ってからの着席までの流れ。(着席)
ですから、入室して部屋を見渡すと、自分のイスがずいぶん目立つような位置にあると感じます。
緊張感がマックスに到達する瞬間です。
- そこでまごまごしたくない。
- スムーズに着席したい。
と思うのは当然です。
先ほどお伝えした基準を頭に入れておけば、慌てることはないでしょう。
会社
と言われたら、先ほどの通り、イスの右か左に立ちます。
ここで勝手に座ってはいけません。
会社
と言われるまで、イスの横に立っています。
会社
と言われたら、「はい」と答えて、
立ったまま自分の大学名と名前を述べます。
そのあと、
会社
といわれて着席します。
ここからいよいよ面接の始まりです。
まとめ
本番の面接では、面接官とのやり取りが重要であることは言うまでもありません。
第一印象よく、しっかりと自分の考えを述べることが求められます。
しかし、納得のいく面接にのぞもうと思えば思うほど、細かいことも気になります。
イスの立ち位置なんて、普段の生活では気にも留めないこと。
ですが、やはり本番の面接を想像すると気になる部分です。
特に礼儀や法則はありません。
シンプルに考えればいいのです。
- 入り口に近いところに立つ。
- もしくは、きき手が使える位置に立つ。
これだけ覚えておけば、入室してからもモタモタしません。
小さいことですが、ちょっと気になることを今回はお話しました。
頑張ってください。
コメントを残す