今回は控え室での注意事項です。
受付をすませると、控室に案内されますよね。
あなた
なんとなく不安に感じませんか?
その先の面接が気になって、意外と忘れがちな時間です。
今回は、さまざまな都市伝説も生まれるような控室でのふるまいについての注意事項をお伝えします。
目次
面接の控室:会社の中だということを意識する
はっきりしていること。
もうそこは会社の施設内です。
または会社が借りて管理している場所であることを
忘れないでください。
別の良いい方をすれば公共の場所ではないということ。
公共の場所とは、空港の搭乗待合室とか、病院の待合室のような場所をいいます。
つまりあなたがいる控え室は会社のコントロールのもとにあるのです。
控室では見られていることは間違いない
コントロール下なので、見られたりチェックされたりしているのです。
その会社の誰が見ているのかわかりません。
よって印象が良くないと思われる行為は、全部つつしまなくてはなりません。
誤解されるような態度は避けなければなりません。
日頃からきちんとした対応ができているのかは関係なし。
結果的にあなたが好印象を勝ち取ればいいのですから。
面接の控室:すぐに広さと雰囲気を確認する
集団面接を想定した時、だいたいどのくらいの学生が一度に控室に集められるのか。
3名1組の集団面接を1回あたり30分行うとします。
一度に10組の面接を実施するとすれば、30名の学生が同時に面接を受けていることになります。
10:00から午前中に4回転、午後は14:00から6回転の面接を回していく予定にすると、
その会社は1日当たり300名の学生を迎えることになります。
キャパにもよりますが、控室に、1時間前から学生を入れるならば、マックス60名の学生が待機していることになります。
最近は学生の都合も考えて、
キミ
と案内する場合が多いので、30分まえから学生を入れると、マックス30名と言うことになります。
30名~60名の学生たちと控室で自分の順番を待っているイメージです。
控室でやってはいけないこと
①スマホの操作はOKか?操作する態度が問題
控室でのスマホの画面操作はOKです。
問題は操作している時の態度です。
現代はスマートフォンの世の中。
スマートフォンをつかってスケジュールを管理したり、企業とのメールのやり取りをしますので、スマホをいじってはいけないとは言いきれないです。
ひとむかし前は、携帯の画面を見ているのも、控室の学生にはあるまじき行為だと言われた時期もありましたが、いまは必需品。
静かに画面操作をしている分には構わないと思います。
問題は操作している時の態度です。
控室でのありえない態度としては、
例えば、控室担当のスタッフが何か説明を始めた時。
聞きながら、その人の方を向かないでスマホ操作をしている態度。
絶対にNGです。
その時はスマホ操作を止めて話をしっかり聞くのです。
説明している人から見れば、どの学生が話を聞いていて、どの学生が聞いていないのかよくわかります。
特に駅のベンチに座る時のような姿勢。
脚を広げてふんぞり返った姿勢でスマホを見ながら説明を聞く態度は論外。
キミ
ではないです。
そのふんぞり返った姿勢は、人の話を聞く姿勢ではありません。
説明中にそんな学生を見つけたら、私が担当者だったらならすぐにマークします。
(不合格にするということ)
②電話がかかってきたらどうするか
控室での通話は控えるべきです。
他の学生も待機している場所です。
静かに緊張感をもって待っている時間です。
そこで携帯電話で話を始めるのは、周囲の人達に迷惑ですし、その行為自体がマナー違反です。
ただし蹴活中の忙しい身です。
何社も掛け持ちしていると、控室にて待機している時に、他社から電話がかかってくることもあるでしょう。
なかには就職活動に必要な電話もあるでしょう。
このばあいは面接が終了するまでは、「電話に出られない」という設定にしておきましょう。
他社からの採用試験に関する電話なら、通常は留守電に用件を残してくれているはずです。
なので、この面接が終わって、会社のビルを出たたところで、おりかえし連絡すれば十分間に合います。
③隣の学生と話をするのはどうなのか
控室での他人とに会話はしない方がいいでしょう。
自分から話すのか、相手から話しかけられるのか、どちらにしてもその会話は面接に必要な事ですか?
緊張感をまぎらわすために、
・「どこから来たの?」
・「どんなところを受験しているの?」
・「どんなこと質問されると思う?」
なんて会話を周囲の人としたくなるのはよくわかります。
誰かと話してないと不安だから。
でも、そんな世間話的な会話は、面接には必要ありません。
意味ないです。
特に控室では。
なので控室では基本的に周囲に人が座っていても、会話はしない方がいいです。
もし話しかけられたら、ひとことぐらい応えて、あなたが黙れば、会話はそこで途切れ、もう話しかけてこなくなります。
あなたの特技がおしゃべりだったとしても、ここは我慢しましょう。
④ウトウトするのはどうなのか
ダメに決まっています。
面接を待つ緊張感ただよう控室です。
この空間で眠れる人は、普通の感覚ではいないと思います。
大学の教室でよく見る、机につっぷして寝るスタイルなんてありえないし、絶対いないでしょう。
朝早起きして今日の面接に来ていると、睡魔が襲う時間帯かもしれません。
でもやはりここでも緊張感があれば、睡魔には打ち勝てるはず。
イスに座って、少し目を閉じることもあるかも知れませんが、
一応聞いてるんだからいいだろ?
キミ
寝ているの?
と間違えられるような紛らわしい態度は避けた方がいいでしょう。
あくびも同様です。
あくびは緊張感ゼロの仕草です。
あくびが出そうになっても、なんとか噛み殺して、決して大口でのあくびを控室では見せてはなりません。
まとめ
面接当日の控室は、空港の待合室や病院の待合室ではありません。
自分の体を休める場所ではないのです。
面接の流れがスムーズにいくように、会社側が便宜的に学生を待機させている場所です。
なので控室での態度は、常に緊張感をともなってなければなりません。
①スマホの操作
②携帯での通話
③他人とのおしゃべり
④うとうとすること
これらは、面接の控室ではやるべきではありません。
飛行機や電車を待つあいだであれば問題ないことも、面接の控え室では、結果的に大問題になってしまいます。
逆にあなたが緊張感をもって、自分の順番を待っているのであれば、出てこない行為です。
控室は面接会場ではありませんが、その会社のスタッフがいて、あなたの態度を必ず見ています。
難しいことではありません。
控室でもちょっと気を配ればいいのです。
頑張ってください。
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