「OB訪問」で質問すべきことは? 「社内情報」は必ず聞きたい

OB訪問」はとても大切だということはわかったけれど、実際にお会いしたら何を聞いたらいいのか戸惑う人も多いと思います。

キミ

実際にお会いできても、何を聞けばいいのかな?

あなた

フレンドリーになんでも聞いていいのかしら?

キミ

質問内容は厳選したほうがいいのかな?

あれこれ不安になると思います。

今回は、せっかくの貴重な時間、OBに聞くべき質問をまとを絞ってお伝えします。

大きく分けて二つ。「社内情報」と「OB自身の経験談」

OB訪問」の時に聞くべき質問

大きくカテゴリー分けをすると、

  1. 社内情報
  2. OB自身の経験談

まず「社内情報」は文字通り、会社に関する内容を聞きます。

社内情報」と言ってもOBが答えられる内容でなければなりません。

そのためにもまずはOBの立場をよく考えましょう。

訪問するOBは若手社員研修が多い

OBが志望する会社の社員だからといって、なんでも知っているかというと、そうではありません。

よく考えてみてください。

あなたが訪ねる先輩は、年次の近い若手社員になることが大半です。

まれに、縁があってその会社の役員級や、部長級の人とお会いできることもありますが、通常は若い社員であることが多いでしょう。

以前、OBを見つける方法をお伝えしました。

OBの探し方の中で大学のキャリアセンターを通じて紹介されたり、部活やゼミの先輩を紹介してもらったりするパターンが多いので、たいていは入社数年目の若手層が対象になると思います。

ベテランの方に話を聞くのもとても参考にはなるのですが、就活のノウハウの部分の質問になると

俺の時と時代がだいぶ違うからなぁ・・・

OB

とギャップ感を感じてしまうこともあります。

30年前の就活のノウハウを聞いても、少し今とはずれていることが多いです。

根本的なこと、本質的なことは何も変わっていなのですが、スマホやメールの無かった時代の就活と今の就活では環境があまりにも違いすぎます。

ですから、OBが後輩に話をするという場面では、卒業して5年ほど経過した社員の中から選ぶのがちょうどいいのです。

社歴5年目ぐらいの社員は、比較的社内事情にも精通し始めていて、知識も技量も懸命に身につけている真っ最中。

なのである程度の会社情報も耳に入れていると思います。

若手OBに「会社の将来展望」「今後の事業展開」は聞かないほうがいい

でもそうは言っても、5年目の社員の人に、

キミ

御社の将来展望は?

とか

キミ

5年後の海外事業展開の予定は?

なんて質問しても答えられるわけないと思いませんか?

会社の将来性とか、事業計画の分野なんてものは、ある程度勤めないと即答はできないと思います。

そのOBの先輩には全く非はありません。

入社5年目あたりでは、とにかく今与えられた仕事を一生懸命がむしゃらにやっている状態です。

まだ部下も持たないレベルですから、自分の仕事のスキルを少しでも上げようと必死です。

会社の全体像を語れるようになるのは、10年ぐらい社歴を積んで、マネージャー的なポジションを与えられた時ぐらいからでしょう。

将来展望や事業展開系の内容は、ホームページをくまなく読めば、必ず記載されています。

つまりOBに聞かなくても入手できる情報でもあると言えます。

以上のことから、OBに聞くべき質問と聞くべきではない質問の違いが分かってきたかと思います。

OBに聞くべき社内情報って何か

それはずばり、社内の雰囲気です。

若手社員なら若手なりのとらえ方で、会社内の雰囲気を感じていると思います。

  • 社員研修が充実しているとか
  • 員が家族的な関係だとか
  • 若くても意見を言いやすい風土だとか

その人が感じた社内の印象を話してもらうと参考になります。

もちろん会社全体、どの部門でもその雰囲気が当てはまるとは限りませんが、直観として社員が感じている雰囲気はたいてい当たっているものです。

会社の雰囲気は、会社説明会やホームページではわからないものです。

会社説明会ではいい印象を伝えることしかしないでしょう。

会社としてのPRの場所だから。

ホームページも前向きな情報がほとんどです。

不特定多数の人々が閲覧するのがホームページですから、後ろ向きなことは記述しないはずです。

なのでOBから会社の雰囲気を直接聞き出すことは重要だと言えます。

そこにはマイナスの雰囲気を漏らすOBもいるかもしれません。

下からものを言える雰囲気ではないよ!

OB

とか

お役所体質が残っている

OB

とか話してくれる人もいるかもしれません。

マイナスな情報も貴重な意見として聞いておいていいとおもいます。

マイナス情報をブラック要素として考えて、その会社の受験を辞める判断もあります。

マイナス情報を理解したうえで入社して、人一倍その部分に注意を払いながら、やっていこうという判断もありです。

いずれにしても、聞き出さないとわからない情報なので、そういう意味でもOB訪問の価値はあるのです。

会社の悪口を言うOBはどうか?

もうひとつ、訪ねた後輩が会社の悪口をいうような先輩だったらをあなたはどう思いますか?

こんな会社入らない方がいいぜ!

OB

というようなネガティブ発言を聞いてどう思いますか?

そのコメントは100%うのみにしないことです。

なぜならその人の個人的感想だからです。

一流企業に入社しても不平不満を言う人は必ずいます。

言わなくても、会社のある部分については満足していない状態の人はたくさんいます。

でもみんな我慢できるところは我慢して、克服できるところはして、乗り越えているか続けているはずです。

ですから、その先輩のネガティブ発言は頭に入れながらも、どうしても志望の気持ちが捨てきれないようであれば、別のOBに会って、同じような質問を投げかけてみてもいいですね。

いわゆる裏を取るっていうことです。

または会社説明会に行って、直接的な言い方は避けながらも、そのネガティブな情報の真偽を確認できるような質問をしてみたらどうでしょうか?

病院でいうところの「セカンド・オピニオン」というやつです。

「人材育成」についても聞いてみる価値はある

5年目ぐらいの中堅社員ですと、社内の様々な育成プランに乗って、社内教育を受けていることが多いです。

社員をステップごとに育てていく計画です。

新入社員研修のあと、

  • 入社一年目でブラッシュアップ教育
  • 2年目で経理の基礎研修
  • 3年目でリーダーシップ研修
  • 4年目で労務管理研修

という風に、将来の幹部を養成するに必要な知識や技量を学んでもらう教育です。

ですから、そのOBが入社してから、どのような育成プランにそって教育されてきたかを聞くといいと思います。

キミ

入社してからここまでで、どのような社内教育を受けてこられましたか?

キミ

資格取得のために、会社からどのような研修の機会が与えられましたか?

教育や研修の様子を聞くことは、自分に置き換えても成長につながることなので、是非質問しましょう。

実際の面接でも、「何か質問が

あなた

入社後の社員の育成プランについてお聞きしたいです

と聞くことは、とても前向きだと印象を持ってもらえるとお伝えしました。

まとめ

OB訪問」での質問事項はどんなことを聞くべきかについてお伝えしようと思いましたが、意外と奥が深いことがわかりました。

そこで、まずカテゴリーを分けました。

  1. 社内情報
  2. OBの経験談

今回はそのうちの社内情報の質問として聞くべき内容について考えました。

そもそもOBの立場から言って、会社全体を把握できる年次でもなく、ポジションでもないことが多いので、会社を動かすような壮大な質問はしないこと。

「将来展望」やら「事業展開」の質問はスケールが大きすぎるので、説明会で質問するか、ホームページを熟読する。

何を聞くかというと、今回は二つ紹介しました。

ひとつは

①会社の雰囲気を教えてください

もうひとつは、

②入社してからこれまでの社内研修のことについて教えてください

会社の雰囲気はOB個人の感想ではあるものの、直観としてたいてい当たっているので、参考になります。

説明会で聞いた社内の雰囲気を、先輩も語ってくれたら間違いなしと確信を持ちます。

社内研修のことは、5年後の自分をイメージするときの参考になるからです。

5年後のあなたはどんな社員になっていたいですか?

会社

という問いが、ESや面接で飛んでくることがよくあります。

5年目をイメージするときに、社内教育のプロセスを聞いておけば、会社が求める5年目の人材像がわかり、

キミ

こんな風になっていたいです

と答えやすくなります。

OB訪問でしか聞くことのできない質問については、別の機会にさらに掘り下げてお伝えしたいと思います。

OB訪問はとても深いのです。

頑張ってください。

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