「就活」の成功。
「就活成功カギは早めの準備である」というのは正論です。
就職活動は大学3年生の夏休みごろから、短大生なら1年生の後期の授業が始まるころから、だんだんと気になってきます。
でもなんとなくもやもやした気持ちになっていませんか?
あなた
「就活」とは、大学生に必ず降りかかる試練。
ちょっとというより、かなり不安な気持ちも横切ると思います。
あなた
そんなあなたも、スムーズに蹴活の準備が始められるようになりたいと思っているはず。
今回は早めの準備があなたの就活を成功させるという重要な事をお伝えします。
目次
就活のゴールまでの時間:準備も入れて約10か月しかない
就活をいつごろから始めればいいのかとよく聞かれます。
実際の活動はやはり、大学生で3年時、短大生で1年時後期ぐらいには手を付けるべきでしょう。
もちろん、大学や短大に入学した時から、目指す職業があって、それを意識して資格を取ったり研修を受けたりする人たちもいます。
例えば
- 保育学科
- 看護学科
の学生のみなさん。
保育士や看護師の免許を取得する学校では、すでに教育実習に行ったりして、気持ち的にも将来を考えた行動になります。
公務員試験の勉強を、大学入学と同時に開始することを推奨する学校もあります。
あなた
ここでは一般企業に就職を希望しているあなたをイメージしています。
もしあなたが一般企業を目指す大学生なら、3年生になったら少し真剣に考えて行動に移す時期だという事を忘れないで置いてください。
短大生なら1年の夏休み過ぎから準備にとりかかる時期だということです。
「就活成功のカギは早めの準備だった」:先輩たちも口々に言っている
ここでは、3年生、もしくは短大の後期にちょうど差しかかっているあなたをイメージします。
この時点にいるあなたが、
あなた
と思っているか、
あなた
とのんびりした気持ちでいるか。
どっちの気持ちでいるのかがとても重要。
なぜなら、このタイミングでのんびりしてしまうと、早めの準備にから出遅れてしまうからです。
出来たら、
あなた
と思うべき時期なんです。
夏休みは、インターンシップとして、企業の職場を体験したり、企業の研修を受ける期間です。
ということは、インターンシップに行った友人たちは、もうすでに準備が開始されたことになります。
インターンシップは、自分がどんな業界に就職するべきかを、体験によって確信に変えて、突き進むきっかけとなるもの。
本当に志望する企業があって、その企業のインターシップに参加すると、さらに志望したい意思が強くなります。
どうしてもその企業に入りたいと意思が強いと、そのまま精力的に就活のための準備に突入できるのです。
その勢いでゴールまで行きついてしまう人は、大成功だといえます。
つまり、夏休みのインターンシップ経験者は、もう一歩先を走っているので、何もしていなかったあなたは、どうしてもスロースターターとなってしまうということ。
3年生の夏休み明けでまだ間に合う蹴活成功への道
でも焦ることはありません。
3年生の夏休み明け、または短大生なら1年生の夏休み明けでまだ間に合います。
インターンシップは次の春休みにもやろうと思えば経験できます。
企業もインターンシップを設定してくれます。
ですから、夏のインターンシップのことは気にせずに、これからしっかりと準備を始めてください。
みなさんの大学の授業の中にも、「キャリア形成」とか「キャリアプランニング」という名前で、就活に備える授業があると思います。
それも選択ではなく、必修科目として。
ですから、夏休み明けの後期の授業が始まって、あなたも履修することになると思います。
大学側も、世の中の採用活動のスケジュールや企業の動向を見ながら、授業計画を立ててくれますので、まずはその授業を真剣に受講しましょう。
これがひとつの就活準備となります。
大学のキャリア関連の授業は、二つのならいがあり内容も少し種類が違います。
「キャリア」という言葉が授業名についているので、混同しがちです。
将来設計を考える、長い目で見たキャリアプランの授業
まずキャリア系の授業の一つの種類としては、目先の就活には限定せずに、あなたの将来のライフプランも含めて考えてみようという「ライフキャリア」を意識した授業です。
大学を卒業したら、どんな仕事をして、どのくらいで家族を持って、何年後にはその会社でどのようなっていたいか。
もっとその先、退職したらどうしていたいかのところまで、思いを巡らせる授業です。
いわゆる自分の人生を長い目で考えてみようとアクティブラーニングする形式の授業です。
このライフキャリアの考え方はあなたの将来設計において、とても大切な考え方です。
これを意識せずに行き当たりばったりで生きていくと、どこかで挫折や失敗に遭遇しやすいのです。
思い通りに人生なんて行きません。
ですが、いまから意識して生きていくかどうかでだいぶ自分の人生の道のりは違ってきます。
もしあなたの大学のキャリアの授業が、このライフキャリアに重点を置いたものであっても、しっかりと受講しましょう。
こういう機会でもないと、真剣に考えないことだからです。
就職活動というキャリアの通過点対策の授業
キャリア系の授業のもう一つの種類の授業は、いわゆる就活対策の授業です。
こちらは完全にあなたの就活、つまりこれから約10か月間繰り広げられる就職活動で必要なこと、やるべきことを細かく見ていく授業です。
例えば、
- 会社訪問のマナー
- ES(エントリーシート)や履歴書の書き方
- グループディスカッションの練習
- 模擬面接
など。
どちらかというと、蹴活のノウハウを身につけるタイプの授業。
まさにこのサイトが説明している内容そのものです。
就活の本も沢山出ているので、独学でもなんとかできます。
でも、学校でせっかくその対策をしてくれるのですから、こちらもやはり真剣に受けなければなりません。
大学によって異なりますが、たいていは、学内のキャリアセンターが中心となって実施する授業です。
時にはキャリア専門の先生が企画・実施をする大学もあります。
世の中にはお金をかけて、この種の就職セミナーに通う人もいると考えると、大学でやってくれるのはあり難いことです。
ぜひこの機会は大切に取り組みましょう。
早めにとは何を準備すればいいのか 「企業研究」と「自己分析」
では早めにとは何を準備すればいいのか
キャリアの授業でも言われると思いますが、まず第一にやることは、大きく分けて2つ
「業界研究/企業研究」
と、
「自己分析」
です。
蹴活では、まずは「業界研究/企業研究」が必要となる
「業界研究/企業研究」は文字通り、あなたが関心のある業界を調べたり、入りたい企業について研究することです。
キミ
と思う人は、バイトを見つける感覚と同じに考えていませんか?
バイトを探すときは、給料(時給)とシフトと店の場所ぐらいを気にしていればよかったでしょう。
でも就活での企業研究はそれとはまったく違います。
その会社にあなたは、自分の人生を預けるかも知れません。
将来何十年もそこに勤めることになるのです。
それが就職先であり、それを決めるのが就職活動です。
ですから、かなり詳しく会社や業界の事を調べて理解する必要があるのです。
企業研究はあなたの志望動機を固める事に役立つ
それから、「企業研究」をしっかりしておくことはもう一つメリットがあります。
それは、就活で志望動機を述べるときにとても説得力のある内容を伝えられるようになることです。
キミ
という気持ちをしっかりと伝えられます。
「企業研究」の詳しい方法と、志望動機などに活かす方法にについては、別のところで詳しくお伝えします。
蹴活に必要なもうひとつは「自己分析」をすること
もうひとつの「自己分析」とは、会社ではなくて、自己/自分の事をしっかりと研究することです。
これは自分が
- どんな能力があるのか
- どんなことに関心があるのか
- どんなことに向いているのか
いわゆる自己分析の3大要素(能力・関心・適性)についてはっきりさせることです。
自己分析の3大要素
- 能力
- 関心
- 適正
これまでの人生を生きてきて、なんとなく
キミ
とか
あなた
という事は感じてきたと思います。
キミ
という部分だと思います。
でもこのタイミングでもう一度自分の今までの歩いてきた道を振り返るのです。
高校時代、中学時代、さらにその前までさかのぼって、自分の歴史を取材するのです。
「自分取材」です。
これをやることによって、
キミ
あなた
といろいろと思い出してきます。
自分取材をやることで、自分の強みや、信念がはっきりとしてきます。
この強みがあなたの自己PRできる部分になるのです。
ただ何となくそうだなではなくて、自信を持って私はこうですといえるようにするのです。
「自己分析」は、面接で必ず聞かれる、
会社
会社
という質問に堂々と答えるための準備です。
自己分析についても、詳しいやり方は別の機会にお伝えします。
まとめ
就活は早めの準備が成功の道です。
今回お伝えしたかったのは、「大学3年の後期、短大1年の後期に入ったら、さっそく準備に取り掛かりましょう」ということ。
最初の準備として、まずやることは2つ。
- 企業研究/業界研究をすること
- 自己分析をすること
まずはとっかかりとして、この二つに時間をかけてしっかりとまとめてください。
これを最初にやっておけば、このあとやる
- 履歴書の書き方
- 面接練習
の出来ばえがぜんぜん違ってきます。
こういうことが就活の準備というのです。
先輩たちが口々に言うのは、
先輩たち
という言葉。
それはまぎれもない真実なのです。
あなたも、いまからすぐに行動を。
頑張ってください。
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