面接の当日はだれでも緊張します。
本番でイメージ通り話すことが出来るか、とても不安ですよね。
出来ればギリギリまでイメージトレーニングしたいですね。
あなたも、
あなた
と思っていませんか?
今回は面接会場までの途中でできる面接に役立つ訓練方法をお伝えします。
直前までのウォーミングアップが必要なわけ
面接の当日、やはりあなたの口はなめらかな方がいい。
つまりしゃべりはスムーズの方がいいに決まっています。
聞かれた質問には、堂々とよどみなく答えたいと思うものです。
とくに接客業の面接なら第一印象が大事です。
笑顔やハツラツとした受け答えを是非アピールしたいと思うものです。
そのためには本番ギリギリまで、しゃべりや笑顔のウォーミングアップをしてください。
口も、笑顔の筋肉も、そして気持ちも。
スポーツと同じです。
面接本番まで結構時間がある
ところで自宅を出てから面接の本番まで、どのくらい時間がありますか?
あなた
と自宅の玄関を出てから、
あなた
と面接官にあいさつするまでの時間。
ちょっと遠方から面接に向かう場合は、電車などの乗り物に乗っている時間も入れると、6時間とか7時間後にやっと面接本番なんてこともあります。
考えてみてください。
この6時間の間、あなたはひとことも言葉をしゃべらない状態になるのです。
一人暮らしの人は、その前日から数えると、まる一日以上、誰とも会話していないという状況もありえますね。
友達と一緒に就活に行くこともありますが、それはほとんど初期の段階ぐらい。
会社説明会、1次面接などです。
面接が進んでいくと、仮に一緒に受験した友達がいても、面接の時間は個々に設定されます。
つまり蹴活は一人での孤独な活動なんです。
そうなればなおさら誰とも口をきかない状態で家を出て、いきなり面接官の質問に答えることになりませんか。
その日初めてのご発声が面接、なんてこともあり得ますね。
これって、いきなり本番ということです。
笑顔もひきつり、元気な声も出ず、しゃべりもかんでしまいそうです。
だから面接もやはりウォーミオングアップが必要です。
どこで面接のウォーミングアップをやるのか
ではどこでどうやって、面接に備えたアップをすればいいでしょうか?
面接会場までの道のりを考えると、いくつか口を動かしたり、表情の筋肉をゆるめるチャンスがあります。
それは、
- 電車の駅
- コンビニ
- カフェ
いずれも面接を受ける企業までの途中にあるものです。
あなたは必ずそこを通過します。
これらを利用するのです。
面接の練習:駅でのトレーニング
まず面接会場に行くために降りる駅です。
普段利用しない駅であることがほとんどです。
何番出口から出たら企業に近いのか、事前にネットで調べたりしますね。
調べれば何となくわかるのですが、ここがウォーミングアップのチャンス!
改札口にいる駅員さんに対して、
あなた:
「すみません、A5出口はこちらの方向でよろしいでしょうか?」
駅員:
「はい、この改札を出て右に進んでください」
あなた:
「ありがとうございました」
会話としてはごく短い言葉のやり取りですが、丁寧な言葉使いで学生らしい、若々しい態度と声のトーンで出口を聞くのです。
そうです。
これが面接のウォーミングアップです。
駅員さんを練習台にして、印象のいい、さわやかな会話の練習をするのです。
実は出口がどこであるかを知っていても構いません。
とお礼を伝えるときには、最高の笑顔を添えてください。
声だしの練習と同時に笑顔のトレーニングも同時に出来てしまいます。
キミ
と思う人もいるかも知れません。
でもこのシーン、まわりから見ていても全く不自然ではありません。
お客さんが駅員に道をたずねるなんてよくある事ですよね。
丁寧な言葉を使いますから、ぶっきらぼうでもなく、違和感もありません。
駅員さん自身も、利用客の疑問に答えることが仕事ですから。
あなたのウォーミングアップをおかしな行動の乗客とは思いません。
むしろ、あなたのスーツ姿を見て、就活と一目でわかるので、
駅員さん
とエールをくれるかも知れません。
駅員さんに協力してもらって、家を出てから一言もしゃべらない状態から抜け出し、本番前のウォーミングアップが出来るのです。
面接の練習:カフェ、コンビニでトレーニング
面接会場までの道のりにあるウォーミングアップができる場所として、スターバックスやタリーズのようなカフェ、そしてコンビニがあります。
ウォーミングアップの意味と方法は、駅での場合と全く同じです。
カフェで飲み物を注文するときの店員さんとの会話をウォーミングアップとして利用するのです。
店員:
「いらっしゃいませ。ご注文は何になさいますか?」
あなた:
「カフェラテをひとつ、お願いします」
店員:
「カフェラテをおひとつですね。かしこまりました。」
店員:
「お待たせいたしました。カフェラテでございます」
あなた:
「ありがとうございます。」
この場合も、丁寧な言葉を使うことがポイント。
駅とは違いお店での注文のやりとりですから、まずは店員さんが「ご注文をどうぞ」と言ってくれます。
ここで重要なのは、その「ご注文をどうぞ」の問いかけに、必ずフルセンテンスで会話することです。
フルセンテンスとは、単語ではなくて、ひとつの文の状態ということです。
よくある日常会話に、ご注文をどうぞ。
と聞かれて、
キミ
と品物の単語のみで答えることありませんか?。
ハンバーガショップでも、
店員
と聞かれて
キミ
と単語で答えていませんか?
単語で答えたら、面接会話の練習になりません。しっかりと
キミ
とフルセンテンス(全文)で言うのです。
面接本番を想像してみてください。
会社
と聞かれたとき、
あなた
なんて、単語では絶対に言わないですよね。
あなた
とフルセンテンスで答えますよね。
その練習を、カフェやコンビニでやるのです。
この場合も、周囲の人が見て不自然な会話ですか?
「カフェラテをひとつお願いします」
と頼む言い方は全く普通です。
堂々と丁寧にカフェラテを注文してください。
さらに、注文したものを渡されるときに、最高の笑顔で
「ありがとうございます」
と言って受け取るのです。
ここで笑顔のウォーミングアップができるのです。
まとめ
面接まで、全く口を動かさないのは、よくありません。
口や表情にはウォーミングアップが必要です。
ウォーミングをする機会は、本番当日の面接会場への道のりまでに必ずあります。
- 駅の改札・・・駅員さんを相手に丁寧な会話に笑顔を添えてウォーミングアップ
- カフェ、コンビニ・・・注文をするとき、物を受け取るときはフルセンテンスで、笑顔を添えて
このウォーミングアップのチャンスを、活用すれば、面接までの2回も練習ができることになります。
いきなり本番よりずいぶん口や顔の表情をほぐすことが出来るのです。
是非、一度試してみてください。
けっこう自信がつき、緊張感がほぐれること間違いなしです。
ただし、くれぐれも時間的な余裕を持つこと!
大前提ですよ!
頑張ってください。
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